シチュエーションボイス配信をしている大学生の陰キャ系黒髪イケメン攻め「烏丸」と、その配信のリスナーである同級生の陽キャかわいい系受け「南くん」のお話。南くんは、烏丸の配信でオナる日々。しかも「烏丸の声がないとイケない」なんて顔を真っ赤にしながら訴えてきて!?そんな南くんに最初は優越感を感じていた烏丸も、あられもない姿を晒す南くんのかわいさに徐々に惹かれる…。
「南くんはその声に焦らされたい(3話)」のネタバレと感想
友達以上の特別感にムフフ
配信でメロンラテちゃん(南くん)のコメントに返事したり、大学でも二人きりの時間を過ごしたり、こういう両片思いの時間が一番たのしいですよね☺️
オナニーのお手伝いのときは、烏丸くんの方が指示をしたりするため上手(うわて)な態度ですが、大学では陽キャの南くんの方が堂々としていて烏丸くんは内気な小動物みたいな雰囲気です。
……いいよね☺️
内気な攻めがベッドではオスになるの…イイ👍
大学で二人で話しているとき、南くんが人との関わりで気をつけていることを話してくれます。それに対して烏丸くんは真剣な顔で「すごいな」って感想を伝えるのですが、それが南くんにとって”イイ声”だったので、思わず顔を赤くしてしまうんです。
そのときのね、南くんのね、「なにがぁ(照)」っていうセリフがね、めっちゃ好きなんだけどわかる人いる??
「なにが」じゃなくて「なにがぁ」っていうのがいいんですよわかります!?!?!?この小さい「ぁ」が陽キャ感を表してると思うの!!!普段異性とも距離が近いんだろうなって思わせるんですよこの「ぁ」が。わかる??
普段いろんな人をたぶらかしてる(してない)陽キャのくせに受けなの!サイコー!!
そして赤面南くんを見て調子に乗った烏丸くんは、大学構内にもかかわらずイイ声で言葉攻めしちゃいます。すぐにガックガクになっちゃう南くんカワ。
南くんの赤面オンパレード🥺ありがとうございます!!
南くんの横を譲りたくない大学デビューの八重歯くん
前回めちゃくちゃ嫌なことを言ってきた南くんの友達の八重歯くん(仮)。南くんのいないところで烏丸くんに絡んできました。
八重歯くん、今でこそ明るい髪色でピアスもしていますが、いわゆる大学デビュー組でした。高校生のときに南くんと友達になって、南くんの隣にいるために努力しているのだと言います。
だから陰キャのまま南くんの近くにいる烏丸くんのことが許せません。ドン引きです。でも多かれ少なかれ、中高生くらいだとこういう友達の友達に嫉妬とか普通にあるかもねー。仲のいい友達に自分より仲のいい新しい友達ができるとさみしくなっちゃうもんね。まぁそんな感情は20年以上昔に置いてきましたけどもね私はね。
しかしこの八重歯くんとのやりとりで「南くんオタ」同士、妙に気があってしまい仲良くなってしまいました。かわいいなオイ。
烏丸くんと南くんのすれ違い
ぼっちだった、いや、ぼっちのはずだった烏丸くんが友達となにかの話で盛り上がっている。しかもすごく楽しそう。そんな状況に遭遇した南くんは少し戸惑います。嫌な感情ではないにしろ、モヤモヤとした整理のできない気持ちを抱えてしまいました。その結果、少し烏丸くんを避けてしまう結果に…😞
このまま烏丸の声に慣れていけば、手伝ってもらわなくても大丈夫なようになる(感謝の気持ち込めぇ)と言われた後なだけに、この秘密の関係は期間限定なんだったと実感して烏丸くんは寂しそう…。
んもー。両想いなんだからはよくっついちまえよ。はよイチャイチャせんか!ずっとイチャイチャしとったらええんじゃ!はよ誤解をとかんね!
とこちら側としてもモヤります。
しかし次の日もまたBAD DAY😩
なんの強がりかわかりませんが、南くんは「もう烏丸の声に耐性がついた」と烏丸くんに伝えます。
えーーー!もう用済みってこと!?と絶望の断崖に立たされる烏丸くん…。
南くん的には、これが烏丸くんのためだと思ってるんだよなー。手伝ってくれてありがとう、もう大丈夫だよ的な。
と言っても烏丸くんが突き放されてしまったことは事実。これはあれですね。烏丸くんからちょっと頑張って押さないとダメなパターン?(くっつく前提(だってBLってだいたいハピエン…だよね??))
「南くんはその声に焦らされたい(3話)」の評価
南くんのやらしさ
烏丸くんのかわいさ
攻と受の親密度
「南くんはその声に焦らされたい 3話」では、南くんが烏丸くんのことを意識しすぎるあまり、二人の距離が少し開いてしまいました。しかし実のところ、私は少しハッピー☺️なぜかというと、これまで基本的にひとりぼっちだった烏丸くんにお友達ができたからです!
BLなので攻めと受けの関係性に注目すべきなのですが…。しかもその友達が、前話でかなり嫌な感じだった八重歯くんなのですが…。
正直に言うと、これまで烏丸くんにはキャラクターとしての魅力をそれほど感じていませんでした。イケボっつっても漫画じゃわかんないし、卑屈だし(本当はとても相手想いで優しいんだけども)…。でも3話では、そんな烏丸くんが初めて勇気を出して大勢の集まりに参加することを決めたり、人から話しかけられて嬉しそうにしたりする姿を見ることができます。
素直さや人間らしさが垣間見えると、一気に魅力的なキャラクターになるんですな〜🤔キャラクターに人間味があると作品がより面白くなりますね。
では次回また「南くんはその声に焦らされたい 4話」でお会いしましょう♬