「コワモテαだと思ったらこんなにエロいΩだなんて聞いてない!!!」
αの大学生・晃太は、超コワモテで刺青まで入っている隣人・宮永の存在を恐れていた。
コワモテαだ…と、なるべく関わらないようにしていたが、ある日Ωのフェロモンに鈍感な晃太ですらわかるほどの強烈な匂いが――!
宮永がΩを連れ込んでいるのだと思い、外に出ると、そこには発情した宮永本人がいて――!?
え? お前がΩなの!? っていうか超エロいんですけど!?!?!?!?
混乱する晃太に、発情した宮永は「ちんこ貸せ」と迫り――!!???
いや、俺童貞なんですけどぉ~~~~~~!!!!!!ニクヤ乾が描く、超ハイテンションオメガバースラブコメ登場!
一迅社
ニクヤ乾先生の1巻(1〜5話 + 描き下ろし)完結作品です!
あらすじがめちゃくちゃハイテンションですが、コミックスの内容の印象としてはそこまでコメディっぽくもなく、かといってシリアスでは決してなく、ほどよくエロい万人向けオメガバースです。
他のオメガバースと違うところはやはりタイトルにもある「コワモテのΩ」というところでしょうか☺️
かわいすぎない受け、男らしい受けが好きな人にオススメしたい作品です
コワモテの隣人がΩだった時の対処法 カップリング
α 江夏晃太 | Ω 宮永龍之介 |
一途 体格がいい イケメン | 童貞誘い受け 強気 美人 | コワモテ
コワモテの隣人がΩだった時の対処法 ジャンル
誠実なαと色気ムンムンΩは互いの匂いに惹かれ合う |
オメガバース、ロマンチック、エロい、大学生、ご近所さん、特異体質、強気受け、誘い受け |
コワモテの隣人がΩだった時の対処法をおすすめしたい人
受けが主導権を握っているBLが好きな人
エッチシーンをしっかり楽しみたい人
Ωを溺愛するαが登場するオメガバースが好きな人
高評価作品は絶対にチェックしておきたい人
ここからはネタバレがありますのでご注意ください。
コワモテの隣人がΩだった時の対処法 詳しいあらすじ
エリート・体育会系・コワモテ。
本作の世界観では、αは主にこの3つのタイプに分かれます。主人公の晃太は元野球部の典型的な体育会系タイプ。
大学に入った途端に周りは色気づいて口をひらけばΩのことばかり。根っから硬派の晃太にとってはそれがおもしろくありません。
さらに晃太はΩのフェロモンに鈍感で、これまでオメガと関係を持ったことはありませんでした。
しかしある日、そんな晃太でも感じ取れるほどの強烈な匂いがアパートの隣の部屋から漂ってきます。このままではいけない、と外で時間を潰すために玄関を出ると、そこにいたのは発情状態の隣人・宮永でした。
まさかコワモテの宮永がΩだと思わなかった晃太は気が動転しつつも、宮永のために薬局へ抑制剤を買いに走ります。
宮永は戻ってきた晃太を部屋へ連れ込み、「あんたの匂い落ち着く。中から擦り付けて。」とセックスを迫るのでした。
強烈な初体験のせいで晃太の頭の中は宮永のことでいっぱいです。
「もっとΩに耐性をつけておけばよかった…」と後悔しても後の祭り。2人は同じ大学に通っていることが判明し、その分接点が増え、純情な晃太は宮永に振り回されまくります。
同じところでいつまでもグルグルモヤモヤしている晃太は、いつもは断るΩとの合コン(クラブでのパーティ)に参加することにしました。
しかしΩの匂いに鈍感な晃太は、結局誰がΩなのかすらわかりません。そこで「Ωの匂いがわからないα」というのが特異体質であることが判明します。
それは…
特異性α
強い発情を伴うフェロモンでなければΩの匂いを感じ取ることができない。
ただし、両想いのΩのフェロモンは微量であっても感知することができる。
宮永は晃太が唯一感じ取れるΩのフェロモンです。つまり、晃太と宮永は両想いだということになります。
合コンをしていたクラブは宮永のバイト先だったため、たくさんのΩに言い寄られる晃太とバイトをしていた宮永は鉢合わせしてしまうのでした…。
コワモテの隣人がΩだった時の対処法 感想
なんてったって宮永がエロい……。
普段はヤンキーっぽくてイカついタトゥーもゴリゴリに入っていて周りから怖がられているのに、発情したときの色気ムンムンさが絵なのにこちらまで匂いが漂ってきそうなほどエロいんです!
このギャップがたまらない。
そして晃太の純情っぷりがまたイイ…
一回ヤッただけの宮永のことばかり考えてしまう自分に嫌気がさすとか擦れてなくてとてもかわいいです。セックスシーンが実は結構単調というか、晃太が童貞だからというのもあるかもしれませんが、決して上手な攻め方ではないのにとてつもなくエロいです。
なぜ??宮永のおかげ???
宮永の色気が半端ないことにより、セックスシーンがとてつもなくエッチ…。宮永にしっかり脇毛が生えてるのもポイント高いです。それにΩなのにエッチで主導権を握っているのがまたイイ…。主導権を握っているのにグズグズにとろけるのもまたイイ…。
ハッッ(◎_◎;)!! エッチなシーンにしか言及していない!
ストーリーはとてもシンプルですが、Ωとしての自衛やαとしての存在が相手にどんな影響を与えているのかなど、オメガバースに必然の第二性による葛藤も少し描かれています。
絵もキレイでお話もテンポよく進み、最後の描き下ろしもとてもエッチで(あとちょっとおもしろくて)満足感のある1冊でした。
でもできれば続編希望!攻めも受けもキャラクターが好きすぎるのでこの後の2人も見てみたいです…。
さいごに
「コワモテの隣人がΩだった時の対処法」はオメガバースですが、メインキャラクターのΩが被害に合ったりαが高慢だったりしないため、オメガバースが好きな人はもちろん、オメガバースに苦手意識がある人にも楽しんでいただける作品だと思います。
宮永のフェロモンがきっかけで惹かれ合うことになりますが、宮永が晃太の人間性を見て好きになっているところがイイなと思います。
受けを溺愛する硬派な攻め、男らしくて強気なのにエッチのときはトロトロになる受け…。どちらも私好みすぎる素晴らしい作品でした☺️
ぜひあなたも読んでみてください🎵