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【感想】后宮のオメガ ※ネタバレあり【9話】

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あらすじ

同盟国の王子・ハーリドと政略結婚させられたオメガのイリヤ。ハーリドに心を開きかけた矢先彼の死を知らされる。彼の意思を継ぎ内戦から民を救う決意をして8年。イリヤの目の前に現れたのは……!? 
絢爛艶美な後宮オメガバース

新書館

こちらは「后宮のオメガ 下巻 9話」の感想です。「后宮のオメガまとめ」をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。

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目次

「后宮のオメガ(9話)」のネタバレと感想

前回、ザインの命によりナタシュウのチェン王子の手がイリヤに迫りました!

しかし、ハーリドが生きていることが分かるや否や、くるりと手のひら返し。チェンはハーリドに手を組まないかと提案をしたのです!チェンの思惑はいかに…そしてハーリドの答えは?

后宮のオメガ 第9話、どのような展開が待ち受けているのでしょうか。

発情したイリヤと…

チェンの申し出をどうするのか答えを出すのは先にし、ひとまずはヒート(発情期)がきてしまったイリヤを休ませるためにハーリドの拠点に移動しました。ハーリドは人払いをしてイリヤと1つのテントへ…。

イリヤはフェロモンを振りまきながらハーリドに迫ります…。

つ、ついにR18シーンが来るのか!? 子どもだったハーリドがこんなに魅力的で逞しい青年になって、イリヤも我慢の限界か!? ハーリドもイリヤの匂いに当てられて、そのまま激しいキス…❣️

かと思ったら、ハーリドは口移しでイリヤに抑制剤を飲ませたのでした。

おいっ泣いちゃうよそれはっ!早く番いなさいよっ!

でも大人ハーリドの男の色気を見れてちょっと満足…🙏 エッチなキスをしちゃってまぁ。

以前、まだハーリドが子どもの頃に一度だけイリヤが発情してしまったことがありました。そのときイリヤはハーリドに噛まれたい衝動を抑えられず、ハーリドの歯を撫でてしまいました。あの八重歯を今回のキスでまた見ることができてちょっと嬉しくなる私…☺️

スッキリとしたシャープな顔立ちですが、タレ目で優しい雰囲気のあるハーリド。それに加えて獣みのある八重歯って…どんだけ萌え要素を詰め込まれてんだこいつぁ好き。

頑固者ハーリド

抑制剤のおかげで落ち着きを取り戻したイリヤ。ハーリドに「なぜ抱かなかったのか」と尋ねます。

ハーリドは、自分にはまだイリヤの番になる資格がない、王位を取り戻してこの国とイリヤに相応しい男になれたら番になりたい、それまで待っていてほしい、と言うのです。

真面目か〜!真面目やろうかこんにゃろ〜!めんどくせぇ!さっさと番えよこんにゃろ〜!

8年以上も待たせた上にまだ待って欲しいとかどんだけだよ…。いいですか。「あなたに相応しい男になったら」とか、「仕事で成果をあげられたら」とかね、そんなのぶっちゃけどうでも良いんですよ…。今!今あなたのものにしてほしいの!!

自分で区切りをつけたがる。男あるあるだわ。そんなの番になってからでもできんじゃん?っていうやつな。待たせる意味が本当にわかんないのよ。

でもいいのです。イリヤが納得したわけですから。これはハーリドを子どもの頃から知っている親戚のおばはんの戯言です。

イリヤは「待つ」ではなく「一緒についていき、見届ける」と言いました。えらい。見届けるって言うか見張りですね。ハーリドが浮気するかもっていう心配ではないのですが、単純にもう離れたくないし、1人で無茶をして大変なことになってしまわないようにするための見張りですよこれは。

チェンの目的

チェンの目的は、単純なハヌ乗っ取りではありませんでした。もちろん、ナタシュウから命じられてハヌを弱らせる目的でザインに近づいたのですが、チェン自身の目的は他のところにありました。

それは、ナタシュウの絶対的な王となり、悪習である王族内の殺し合いを終わらせること。国によって次期王の決め方は異なり、ナタシュウでは必ず長子が王になるとのこと。そのため、同じ兄弟間であっても謀略や殺し合いが発生します。それを終わらせたいというのがチェンの目的なのです。

チェンよ…自国のために力を尽くすイイ男だったのだね…。

ハーリドはチェンの立場や現状を冷静に判断し、チェンの申し出を受け入れることにしました。イリヤはまだまだ警戒していますが、ひとまずはこれで落ち着きそうです。

ハーリドの兄・アミルが言っていた「王になるために生まれた人間」という言葉が今になって身にしみます。何が国にとって民にとってベストな選択なのか、今の状況と敵の思惑、敵の抱える問題などいろいろなことをかんがみて判断する。なかなか普通の人間にできることではありません。

ほんと、こういう頭も良くて内面もよくできた人間がリーダーとして国を引っ張っていってほしいよね…。なんで現実世界では力を持つものが裏金でホクホクしちゃってんだろなぁ、仕事もせずにさぁ…。お前のやるべきことをまっとうしろよまじで…。次世代にも延々と語り継がれるような良き政治を行ってみろよ、ねぇ???

「后宮のオメガ(9話)」の全体の感想

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イリヤの迫り来るエロさ 
耐え忍ぶハーリドの理性 
タルジュのデカさ    

ヒートでその場を別れたチェンが再び3人で会ったときに「てっきり番になっているかと思った」と言うコマがあるのですが、このコマのチェンの顔が…w ゲスくてめちゃ笑いましたw 露久ふみ先生がそんなつもりで描いたんじゃないと思うけど、すっごいゲス顔😂

はぁ〜〜それにしてもハーリドとイリヤが再会してから毎話2人のラブラブが見れて幸せです。ハーリドが子どもの頃も精神的ラブラブはありましたし、子どもの真剣な想いにキュンしまくりでしたが、今はイリヤがハーリドを大人の男として扱っているのでもう過去とは比べ物にならないくらいラブいんです❣️甘いんです❣️

2人のラブラブを永遠に見ていたい…

さてさて、では次回も「后宮のオメガ 10話」語り尽くしましょ〜♬

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