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【感想】カラーにくちづけ Dom/Subユニバース※ネタバレあり【4話】

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あらすじ

大学生の黒田美樹(ミキ)は、過去に無理やりカラー[首輪]をつけられ、Domを拒絶するようになったSub。
「こんな性もDomも大嫌いなのに…」
そう頭では否定していても本能は支配を求め続け、溢れる熱を官能小説で満たしていた。
ある日、ベビーシッターに訪れた先でDomである森屋と出会ったミキ。
警戒しながらも仕事を終え帰ろうとしたところ、リビングの本棚で例の小説の未発表作品を偶然見つける。
思わず夢中で読みふけっていると、昂ぶった下半身を森屋に気づかれてしまって…!?

【第二性】と呼ばれる主従関係が存在する世界で芽生える、幸せと愛にあふれたDom/SubユニバースBL。

圧力での支配じゃなくて、アナタの優しい支配=“愛”が欲しい…。

笠倉出版社
1話2話3話4話5話6話7話8話
目次

「カラーにくちづけ(4話)」のネタバレと感想

私が Dom/Subユニバース を大好きになったきっかけの作品です。

Dom/Subユニバースの世界設定についてはこちらをご参照ください。

自分の心に素直なミキ

前回までDomは嫌い、森屋さんはDomなのに他とは違う…と何かにつけてDomと森屋さんを結びつけていましたが、今回は単純に森屋さんに会いたい、森屋さんに満たされたいという気持ちを素直に自分で受け止めているようです。

この自分の気持ちを受け止めるっていう行為がいかに大事か…。素直になれないことですれ違いが起こって結ばれるまでに長い時間がかかるカップリングをたくさん見てきた私からすると(何目線だそれは)、それだけで「ミキ…よくやった…」という思い。

でも、森屋さんからベビーシッターの依頼はぱったりと途絶え、しばらく会えていない様子。

森屋さんに会いたすぎて、無意識に足が森屋さんの家へと向かってしまいました。

いいですね。創作だと、偶然街中でばったり会うとか、偶然会わなくてはいけない用事ができるとか、偶然第三者によって会う機会が作られるとか、主人公が自分の意思でストーリーを動かさなくても勝手に話が進んでいくことが多いです。

しかし、「カラーにくちづけ 第4話」ではミキが自分の意思で(無意識だけど)会いたいと思ってやってきました。頑張ったよ。

森屋さんはミキを避けていた

一方の森屋さんも、頭の中はミキのことでいっぱいの様子。でも!なんてったって!森屋さんはミキにパートナーがいると思ってますから!だからこのままミキのことは忘れるべきだと言い聞かせています。

ですが、ミキが誰か別のDomに抱かれていることを想像しては怒りが手にこもります…。
オスっぽい森屋さん、最高…🙏

そこへミキが…。
忘れなければと言い聞かせつつ家の中へ引き入れる森屋さん。そうだよ〜!訪ねてきてくれたんだからおもてなししないと!(プレイでもいいんですよ?)それとパートナーのことをちゃんと聞かないとさ。

2人テーブルで向かい合ってコーヒーを飲むのですが、森屋さんのミキに欲情した目がエッチ…。

森屋さんは今書いている新作官能小説のコマンドプレイがしっくりこないと話し始めます。したことないから、と…。

したことないの!?したことないのにあんなに上手なの!?ちょっとコマンドしてちょっと褒めるだけでミキくんトロトロになってましたけども?? 森屋さんの包み込むような優しいコマンドプレイは奉仕のDom様でしたよ??

そんな森屋さんに対してミキは、当初の願いのため思い切って申し出ます。

「オレとしてみませんか?」

う、上目遣いかわいいいいい。

2人のプレイ、セーフワードは「    」

最初にセーフワードを決めることになりました。これ大事。

ここでミキが気になることを…「あいつとはそんなこと決めたことなかったけど」。

ああああああいつ!?!? もしかして学生の時に無理やりカラーをつけてきたというあいつ?しばらくは本当にパートナーとしてプレイしてたってこと??

過去の回想を見直します!

(2話再読中…)

やっぱり。回想の中ではただカラーをつけるシーンだけっぽいです。そのあとプレイしてたのか…しかも「決めなかった」じゃなく「決めたことなかった」だから複数回あるね…😞つらかったね😞

ミキは、森屋さんとのプレイにおけるセーフワードを小説の中から取ってきました。その言葉は…ちょっとこれは…ここでは言えないけど(ネタバレがメインじゃないので)…わかる!それな!て思いました。

これ以上しないで、という意味の言葉をやめてとか止めてとかじゃなくてその言葉かーーー…ってなりました。OOY先生すごすぎ…。あなたを信頼しているという意味だそうです。はぁ〜〜…グッときた…。

そしてプレイを開始します。

上目遣いで見つめるミキかわいいし、オスの欲情した森屋さん最高だし、甘えるミキかわいいし、なんといってもたまらずミキにキスする森屋さんの美しい鼻がミキのほっぺに突き刺さる描写がサイコーなんですわ!!!

「カラーにくちづけ(4話)」の全体の感想

オス森屋さん 
ミキの頑張り 
ミキの真意  

はぁ〜〜もぅ〜〜めちゃくちゃ満たされるぅ〜〜〜。

でもちょっと最後ミキくん気になること言ってたよね??

カラーをしてても?満たされてるわけじゃない??

え、それどういう意味…。どうして「カラーをしている = パートナーがいる」という方程式を肯定したままなんだろう。これってパートナーに満たされないので浮気したいですって宣言にならないのかな…。

もちろん、普通の世界では相手に満たされなくて別れることはあるし、好きな人とその恋人の間に自分が入る隙があれば奪い取ってやろうっていうこともあるんだろうけど…。

Dom/Subの世界線でいうパートナー、カラーを贈ったDomと受け取ったSubの間柄でも、同じように誰かが入り込む隙ができるのは普通のことなのか??

森屋さんはその隙に入り込みたいと思って最後キスしたんだよね??

ミキの真意がわからなくてモヤモヤしますが、今回もオス森屋さんが最高でした。

では、気になる展開になってきた「カラーにくちづけ 5話」、次回も一緒に楽しみましょう♬

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