とある芸術系高校。
バレエ科の見延(攻)は、先輩の一宮(受)の人を惹きつける強力な魅力に心を奪われる。しかし、一宮は性格が最悪という噂があった。それでもどうにかして近づきたい、そんな思いが叶い、「ペア練習」のパートナーの座をゲット!だけど一宮はなぜかカラダの関係を迫ってきて…!?
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「放課後のエチュード(4話)」のネタバレと感想
今回のネタバレ部分は、過去を振り返るシーンなどがあり場面がめまぐるしく変わるため、実際の漫画の順番とは異なった順序で記載しています。
期末試験の一宮先輩は筆記に苦しむ
期末試験1日目、一般教科に撃沈した一宮先輩…え、ダンスの実技以外は成績悪かったの!?意外なギャップ。卒業が危ぶまれるくらいのようですけど、やはり天は二物を与えないのか…!?
そんな中でも見延くんから送られてくる「頑張って!会えたら会いたいな」というメッセージに心が満たされている一宮先輩かわ…🥰
バレエひとすじでやってきた一宮先輩、コンテンポラリーダンスのテストは今回が初めてとのこと。でも試験会場に二見先生がいないことでリラックスしているようです。
上半身をあらわにして踊り始める一宮先輩。その姿に固唾を吞む試験会場の先生たち…。一宮先輩の色気がヤベー😧
少年とか青年期の少し中性的な男の子の色気って昔から人を狂わすよね…。一宮先輩は自身がダンサーとして人に見られるのは当たり前と思っていて、人前で服を脱ぐことになんの抵抗もないようですが、見ている側からするとなんというか…犯罪者予備軍ホイホイといいますか…気をつけてほしいと余計な心配をしてしまいます。
頑張ってる見延くんを応援する一宮先輩
試験4日目、やはり机上の試験にはぐったりの一宮先輩。試験を終えて、見延くんの実技試験を覗きに行きました。
これまでどちらかというと見延くんから見た一宮先輩、一宮先輩のダンスに圧倒される見延くんという描写が多かったですが、ここでは見延くんのダンスに心を動かされている一宮先輩が見れます。心の中で「がんばれ」って応援しててかわいいかよ。
高校一年生の一宮先輩は現実に苦しむ
コンテンポラリーダンスの試験中、過去へと場面が移ります。
高校一年生の一宮先輩にロシアの名門アカデミーからオファーがありました。この年齢で、しかもアジア人としては異例です。それに力を添えてくれていたのが二見先生でした。
しかし提出した書類の内、身長がこれからも伸びるかどうかを判断するための医学的な調査書類が合否基準に至らず、入学が取り消されてしまいました。うぁ〜シビアな世界だ…。
どうしようもない、誰のせいでもないことが理由で、夢が断たれてしまったのです。
才能があって夢中になって大好きになったバレエ。それなのに…。凡人の私にはわからない絶望と無力感が襲ってきたことでしょう。
そんなとき、一宮先輩は二見先生に手を出されます。
二見マジでやめろ
いやもうマジでさわんなキショイ!!!
ほんと無理です。台詞のひとつひとつが気持ち悪いし、高校1年生の子どもに手を出すところもキショイし、なにより一宮先輩がまったく求めていないかつ二見先生に気持ちもない状態なのに手を出したのが無理!
ただのショタコン変態教師なの無理。
しかも、いくら努力しても頂点には立てないという厳しい宣告を受けたところよ??自分でも気持ちをどう処理していいのかわからない幼気な少年よ??マジで。手中に収めようとすなこのゲス野郎が!!
手を出されている間、一宮先輩が二見の体を触りながら「この身体が自分にもあったなら…」って思ってるところ切ないし二見キショイ。
そして場面は変わりその1年後の今、一宮先輩が二見に「セックスするのやめよう」ってはっきり断るのですが、二見はそれに逆上しちゃいます。大事な体に傷をつけられてしまう一宮先輩。
このシーンの一宮先輩の落ち着きようがすごく大人で、ある種の強者感というか、二見のことをよく知っているからこその態度なのかなと感じました。
我慢して「待て」してた大型犬見延くん
二見との間でなにかしらの決着がつけられるんだろうとソワソワしながら待っていた見延くん。
二見とのやりとりの後、そんな見延くんを見た瞬間に泣き顔になる一宮先輩ぃ!!やっぱりそうだよね!心も傷ついたよね!?うわーん二見のバカやろー😠
見延くん、大きくて温かい体で一宮先輩を抱きしめて、静かにお話をきいてあげて、これ以上ないすばらしい彼氏ですありがとうございます!!
本当は二見に腹が立っていることも、立場も実力も自分が負けていて悔しいと思っていることもわかるよ。それがすごく伝わる最後のコマ!!
泣きそうで不甲斐ない気持ちで、だけど一宮先輩を守りたくて…そんな複雑な表情…絵にするのすごくない?? 昼寝シアン先生…😢
「放課後のエチュード(4話)」の全体の感想
二見に虫唾が走る可能性
二見をブタ箱にブチ込みたい気持ち
二見をバレエ界から追放したい気持ち
二見のキショシーンがまじでキツかった。それでも救いになったのは、一宮先輩のメンタルが二見の行為によってそれほど深刻に犯されていなかったこと。もちろん実際にはすごく傷つけられていたかもしれませんが…とても冷静に二見という人間と向き合っている非常に大人な子です。
だからと言って二見の行為は1mmも許される余地などないですがね?? 私の地雷「求められていないのに未成年に手を出す」をやってしまった二見はどんな理由があろうと極刑ものですよ。
ちょっと狂った大人が子どもに救いを求めるのマジでやめてほしい。
で、一宮先輩の身長の話!小さい、もう伸びる余地はないってことで断念させたれた夢。ここで1話に戻って初めて見延くんと話をする場面を見てください!!
「……でけぇな、バレエか?」
って言ってるんです。せつねぇっっ!!どんな思いだったのか…。自分もこんなふうに体格に恵まれていればって思ったのかな。はぁ…。
「放課後のエチュード 4話」は、見延くんと一宮先輩のいいシーンもありましたが、二見のせいでとても心労をかけられました…。体の関係はハッキリと断った一宮先輩ですが、5話以降もきっと二見は出てきますよね…。しんど…。
さてみなさん、5話以降も一緒に読んでいきましょね…。